2013年1月7日星期一

ファーガソン監督、元マンUの若手選手を獲得したトッテナムの手法に不快感

ファーガソン監督、元マンUの若手選手を獲得したトッテナムの手法に不快感
現地時間4日(以下現地時間)、マンチェスターUのアレックス・ファーガソン監督が、かつて同クラブに所属したDFエゼキエル・フライヤーズ(20)を獲得したトッテナム(以上イングランド)の“操作”に納得がいかない様子を見せた。ロイター通信が報じている。

 ユースレベルでのイングランド代表に名を連ねるフライヤーズは、昨季終了時にマンUとの契約を満了。トッテナムに移籍する見込みだったが補償額等の面でマンUと折り合わず破談となり、その後スタンダール・リエージュ(ベルギー)に加入した。しかし、それからわずか数カ月、冬の移籍市場が開いたばかりの3日にトッテナムが獲得手続きを完了。現地メディアは、300万ポンド(約4億2000万円)の移籍金で獲得が叶ったと伝えている。

 プレミアリーグは規約で、所属クラブとの契約更新を拒否した23歳以下の選手について、その選手を獲得しようとするクラブは育成等にかかった費用の補償について、所属先と合意に至らなくてはならないと定めている。両クラブが合意に達しなかった場合は、リーグ側の裁定を待つことになる。報道によれば、マンUはフライヤーズのケースで600万ポンド(約8億5000万円)を求めて譲らなかったという。しかし、今回トッテナムはスタンダールからフライヤーズを獲得したことで、結果的にはマンUから要求された額の補償金を支払わず、安価で取引を完了させた形となった。

 これを受け、ファーガソン監督はクラブ公式HP上で「こうなることは予想していた」「あからさまな操作だ」とコメント。「トッテナムは何も規約違反を犯していない。フライヤーズはスタンダールへ行ったのだから」と述べつつ、ルールの抜け穴をついた手法だとして不快感を示している。

 同監督はこれまでの経緯について「トッテナムは彼を欲しがり、我々もそれなりの金額を求めた。彼らはその額を出そうとはしなかったが、リーグの裁定を仰いでもいいかと求めてきたんだ。その時点でフライヤーズとの契約は切れていた」「それでこの件はリーグ側に持ち込まれた。するとトッテナムが支払いの準備ができていないと言ってきた。そして、フライヤーズはいきなりスタンダールへ行くことになった」「我々はすぐに、トッテナムが1月に彼を獲得するつもりなんだと分かった。そしてそのとおりのことが起きた」と説明し、苦々しい気持ちを語った。

 ファーガソン監督は「我々にできることは何もないが、まずは苦情を申し立てるべきだと思う。リーグ側がそれを検討し、詳細を調査するまで登録は停止するべきだ」とコメント。「トッテナムには失望したと言わざるを得ない。どんな理由があったにせよ、これほどのクラブがこうした方法を選ぶとは」と語っている。

 一方、トッテナムの広報担当者は英『BBC』に対し、昨年11月にスタンダールが前監督を解任してからフライヤーズは新監督の構想から外れていたとコメント。そうしたなか、同選手はホームシックになっており、イングランド復帰を望んだと経緯を説明している。
fdhsjfhdjksfdsfjjRelated articles:

没有评论:

发表评论