米国民の銃規制強化への支持、小学校乱射事件で急拡大＝調査
［ワシントン １７日 ロイター］ 米コネティカット州の小学校で１４日発生した銃乱射事件の後、米国民の間では、銃規制強化を支持する人の割合が急速に高まっていることがロイターとイプソスの共同調査で明らかになった。
【写真】米小学校銃乱射事件の被害者たち
１４日に発生した同事件では、アダム・ランザ容疑者（２０）がニュータウンのサンディフック小学校で銃を乱射し、６─７歳の児童２０人を含む２６人が犠牲となった。
ロイターとイプソスは、インターネット上のアンケート方式で調査を実施。事件発生前の１２月１１─１３日に計１３９５人、事件後の１４─１７日には計１１９８人から回答を得た。
その結果、「銃所有には厳格な規制や制限が設けられるべき」との意見は、同事件前には４２％だったが、事件後には５０％に跳ね上がった。また「銃の販売前に購入者の身元調査を義務付ける法律」への支持率は、事件前の７７％から８４％に７ポイント上昇。「自動小銃の販売を規制する法律」への支持は５４％から６０％に拡大している。【関連記事】 【ビデオ】銃規制を求め米ワシントンでデモ、世論は二分（字幕・18日） コネティカット州の小学校乱射事件、ハリウッドは沈黙保つ タランティーノ監督最新作のプレミア中止、米小学校乱射事件で 焦点：米乱射事件が迫る銃規制強化、「逃げ腰」大統領も対応不可避 米ＮＹ市長、議員らに銃規制強化を強く求める
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